これから流行するインフルエンザ・ノロウイルスについて

 💡こんにちは~💡株式会社あげっとです。

今回は、これから流行するインフルエンザ・ノロウイルスについてです。

気温が下がる時期になると、インフルエンザやノロウイルスなどの感染症が流行しやすくなります。

障がいのある方も、そうでない方も、誰もが「わかりやすく・実践しやすく・安心して読める」ように配慮した内容でまとめました。

予防と対策をしっかりして、自分もまわりの人も守りましょう。

インフルエンザとは?

インフルエンザは、インフルエンザウイルスが原因の「かぜ症候群」のひとつで、通常の風邪よりも症状が重く現れやすいです。



主な症状は、発熱・のどの痛み・咳・全身のだるさ・頭痛など。


ウイルスは、咳やくしゃみ、会話などの「飛沫(ひまつ)」で空気中に広がったり、近くにいる人に届いて感染することがあります(飛沫感染)。

また、空気中にしばらく残った微小な粒子を吸い込んで感染することもあります。


ノロウイルスとは?

ノロウイルスは、主におう吐・下痢などの「胃腸(いちょう)炎」を引き起こすウイルスです。


感染力が非常に強く、一人の発症者から別の人への二次感染が起きやすいです。

小さいスプーンの先についているウイルスの量でも感染し症状が出ます。

ウイルスが付いた食品を食べたり、不潔な手や物に触れたり、吐いたものをきちんと処理できなかったりして広がります。

アルコール消毒だけでは十分に効かない場合があるため、適切な消毒方法が必要です。


なぜ「これから流行」するのか?

寒くなると、室内で過ごす時間が長くなり、人が密集しやすくなります。距離が近いほど飛沫や接触での感染リスクが高まります。

気温・湿度の条件によりウイルスの生存時間が変わるため、冬から春にかけて流行しやすい傾向があります。

障がいのある方が過ごす施設やグループホームなどでは、共有スペースや物の共有、近接した環境があるため、感染が広がりやすいと報告されています。


誰でもできる基本の予防策(手洗い・マスク・換気など)

手洗い・手指消毒

外出から戻ったとき/トイレの後/食事の前などに、石けんでしっかり手を洗うことがとても大切です。流水と石けんで最低30秒以上かけるのが目安。

ノロウイルスの場合、アルコール消毒だけでは十分でないこともあるため、流水で洗うことが特に重要です。

施設の共用部分(手すり・ドアノブ・トイレなど)は定期的に消毒しましょう。


マスク・咳エチケット

咳やくしゃみをする際は口と鼻をしっかり覆い、マスクを使うと周囲へのウイルスの飛散を減らせます。

不織布製(ふしょくふせい)のマスクが効果的です。

換気・密集を避ける工夫:屋内では 定期的に窓を開ける、空気を入れ替えるようにしましょう。

人が多く集まる場所では、できるだけ距離をとる(ソーシャルディスタンス)ことが助けになります。

発熱または体調がよくないときは、外出や集まりを控え、無理をしないこと。


ワクチン・予防接種(インフルエンザ編)

インフルエンザにはワクチンがあります。ワクチンを受けることで、かかる可能性を減らしたり、かかった時の重症化を軽くする効果があります。


・基礎疾患がある方や高齢者などは重症化しやすいので、予防接種が特に推奨されます。

・接種時期や予約方法などは地域・医療機関ごとに異なるため、事前に確認しましょう。

もし…「かかってしまったら」の対応

インフルエンザの場合

・発熱や咳、のどの痛みなど体調が悪い時は、無理をせず休養し、できれば医療機関を受診しましょう。

・他の人にうつさないように、マスクをする・部屋を分ける・手洗いをこまめにすることが効果的です。


ノロウイルスの場合

・嘔吐や下痢が起きたら、こまめに水分を補給してください。脱水状態になることがあるので注意が必要です。

・嘔吐物・汚れた衣類・リネン等の処理は、他人の手を借りながらでも、しっかり消毒してから片付けることが重要です。

・食事・トイレ・洗面室でウイルスが広がりやすいので、使用後はきれいに洗い・消毒・換気をしてください。

・下痢の薬(市販薬)をむやみに使うことは、回復を遅らせてしまうことがあるため、医師の指示を仰ぐ方が安全です。


チェックリスト:毎日できる予防の習慣

①手洗いを石けんと流水で30秒以上する  


②マスクをできるだけ使う(場面に応じて)


③咳やくしゃみをする時は口と鼻を覆う


④家や施設の換気を定期的に行う


⑤予防接種(インフルエンザ等)は医療機関で確認・実施


⑥体調が悪ければ早めに休んで受診する


⑦共有スペースや物の消毒を定期的に行う


⑧支援が必要な方には説明を丁寧に、イラストや例えを使って伝える


まとめ

インフルエンザもノロウイルスも、「かかる人を減らす」「重症化を防ぐ」「二次感染を防ぐ」ためには 基本的な習慣(手洗い・マスク・換気・休養・早めの受診) がとても大切です。
障がいのある方も、支援者・家族・一般の方も、お互いに協力し合って、安心できる環境をつくっていきましょう。
気になる症状があれば、すぐに医療機関へ相談を。流行を早く察知して適切に対処することが大切です

株式会社あげっと

宮崎県延岡市にて、障がい者相談支援事業(ばらの花束)と共同生活援助事業(シェアハウス蕾)を運営しています。ばらの花束は、障がいのある方が福祉サービスを利用する時に本人又は家族の意向を尊重し計画を作成します。シェアハウス蕾は、障がい者が自立する事を目的に地域で生活する方のために、新設された障がい者のグループホーム(外部サービス型共同生活援助)です。また障がい者の地域移行、地域生活も支援しています。

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